赤帽トラックの板バネを1枚増やして4枚にしました。
というのは、私の赤帽車はダイハツハイゼットの標準仕様だからです。
なので、後輪を支える板バネ(リーフスプリング)は3枚なんですね。
そこで、幌高ということもあり、引越しなど、重量ものを積むことが多いので1枚増やして4枚にしたのです。
最初、ダイハツディーラーのサービスに相談すると、アッセンブル(ASSY)なので、今、付いている3枚のリーフを外して、新たに4枚リーフを取り付けるということです。
つまり、リーフを1枚追加して4枚にしてくれないのです。
ということは、料金がかなり高くなりますね。
そこで、YouTubeで検索すると、簡単に取り付けている動画があったので、この動画を参考にして、リーフ増しに挑戦しました。
よって、リーフ増しの方法をシェアしますね。
楽天で注文したリーフ増しセット。
購入先は下記です。
価格:20,743円 |
必要なツール
リーフ増しは後輪タイヤを支えている部品なので、車体をジャッキアップする必要があります。
もちろん、後輪タイヤを外しての作業になります。
そこで、下記のYouTubeを参考にさせていただきました。
必要なツールは下記です。
- フロアージャッキなど2台
- 馬(リジッドラック) 2台
- メガネレンチ及びソケットレンチ(10、14、17)
- パイプ:メガネレンチやソケットレンチのハンドルの部分に差し込んで容易に回せるようにするため。
- バイス:リーフ増しをする時にバイスでリーフの剃りを平坦にさせてボルトのねじ込みを容易にさせるため。
ジャッキアップポイント
そして、ジャッキをセットする位置は上記画像を参考にしてください。
デフにフロアージャッキを差し込んで、左前のリーフボルト付近にジャッキを掛けます。
さらに、馬ですが反対側(右)にも設置しております。
この2つのジャッキですが、リーフを外すにはジャッキの上げ下げが重要なポイントになってきます。
つまり、リーフを外すにはボルトを外すだけではダメなんです。
ジャッキの上げ下げによって、リーフが浮いてくるベストポイントを見つけます。
そこで、うまくリーフを持ち上げて外します。
これも、実際にやってみなきゃコツを掴むことは出来ないですね。
ただ、これをやるには、細心の注意が必要です。
タイヤを外しているので、ジャッキや馬のバランスを崩すと間違いなく車両は傾きます。
くれぐれも、自己責任でお願いしますね。
ボルトを外す
リーフ増しをするには、まず、現状のリーフを取り外します。
そして、新たなリーフ1枚を今のリーフの上から2番目に差し込んでボルト留めをします。
そこで、外すボルトは4箇所あります。
ボルトの数は9個です。
また、ボルトを外すにはボルトの反対側にもレンチやソケットを差し込む必要があります。
理由は、空回りするからです。
タイヤを外して、ジャッキアップして、ブレーキホースの固定ボルト(10)を外します。
この、ホースは2つで、外側と内側にあります。
次は車体の後ろのボルトを外します。
画像のようにレンチを使ってシャックルのボルトを外しますが、上にもボルトがあるので、2箇所外す作業になります。
上のシャックルボルトは車体の内側にあります。
そして、Uボルトですね。
14のレンチを使って4箇所のボルトを外します。
前方のボルトは空回りするので、レンチを2つ使います。
固い場合は、レンチの取っ手の部分にパイプを差し込んで力を加えると簡単に外れます。
そして、馬やジャッキの差し込みですが、リーフに干渉しないように、板を挟む必要があります。
直接ジャッキを掛けると、支えている部分が凹む可能性があるからです。
作業のコツ
リーフ増しは簡単です。
ただ、ボルトを外してリーフを外す・・・
そして、リーフを上から2枚目に差し込んでバイスで締めてボルトで締ます。
そして、外した順番の逆で戻すだけです。
なので、誰でも簡単にできますが、最初に述べたように外すコツを掴む必要があります。
上記画像は馬を掛けていますが、リーフを外す時は馬を外して、フロアージャッキを少し下げたりしてベストポジションを見つけることです。
つまり、リーフを浮かせることですが、ボルトを外すにもリーフが上がった状態だとボルトが固くなって外しにくくなります。
なので、2箇所のジャッキの上げ下げでコツを掴むことが大切です。
YouTubeの動画は簡単に紹介されていますが、この2つのジャッキの操作方法については具体的に紹介していないので注意が必要です。
あくまで、動画を見てコツを掴むということです。
まとめ
今回はハイゼットのリーフ増しの方法を紹介しました。
赤帽はある条件をクリアすると、スバル以外の車両を赤帽車として使うことが出来ます。
もちろん、赤帽を通してスバル車を買うよりも遥かにお安く購入出来ます。
でも、標準仕様なので、今回紹介したリーフ増しが必要になってくることがあります。
軽トラックは350Kgがマックスですが、得意先によってはそれ以上積まされることがあるようです。
そこで、リーム増しが必要になってきます。
特にフォークリフトで赤帽トラックに積み込んで運ぶ、お仕事をされている方は安全を考えると、増しリーフをする必要があると思います。